福利厚生を使い倒してないと年8万円損してる話

上の写真が私、結衣です。元メーカーのOLで、32歳でやっと脱サラできました。
正直に言います。私、5年間ずっと損してました
給与明細って、毎月見てますか?
私は手取りの金額だけ確認して、そのまま閉じてました。
でも正直に言うと…会社の制度を「知らない」だけで、年間8万円以上を捨てていました。
通勤手当の過少申請。使えた研修費。もらい忘れた見舞金。全部、申請しなければゼロです。
結論: 福利厚生は「もらえる給与」と同じです。知らないまま働くのは、自分から給料を捨てているのと変わりません。
この記事では、私が実際に「あ、これ使えたの?」と気づいた制度を7つ紹介します。
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①通勤手当|申請金額が「最安ルート」になっていませんか?

こういう家計の見直しをするとき、まず最初に確認してほしいのが通勤手当です。
通勤手当(つうきんてあて)とは、会社から交通費として支給されるお金のことです。
問題は、多くの会社が「最安ルート」で計算していること。
私の場合、乗り換え1回のルートが最安でしたが、実際は乗り換えなしのルートを使っていました。
差額は月800円ほど。でも年にすると9,600円です。
- 定期券の実費を領収書で申請できる会社もある
- 「最安ルート以外もOK」な規定の会社も意外と多い
- 引越し後に申請変更を忘れている人も多い
- 新幹線通勤の一部補助がある会社もある
まず就業規則(しゅうぎょうきそく。会社のルールをまとめた書類)の交通費の項目を確認してみてください。
②健康診断の費用補助|オプション検査が無料になることも
会社員は毎年、健康診断を受けますよね。
でも「オプション検査(追加の検査)」を自費で払っている人、多くないですか?
私の場合: 30歳の時に婦人科系のオプション検査を3,000円払って受けました。後から総務に聞いたら「全額補助できたのに」と言われ、ショックでした。
会社によっては、以下のオプションが補助対象になっています。
- 胃カメラ・バリウム検査
- 子宮頸がん検診(しきゅうけいがんけんしん)
- 乳がん検診(マンモグラフィー)
- 腹部エコー(お腹の超音波検査)
- 眼底検査
申請方法は「健康診断の領収書を総務に提出するだけ」という会社がほとんどです。
年1回だからこそ、毎年確認する習慣をつけると、それだけで数千円変わります。
③研修費・資格取得補助|自腹で勉強してる人、損してます

スキルアップのために自腹で本を買ったり、講座を受けたりしていませんか?
実は私も5年間、英語スクールを全額自己負担していました。
ある日、同僚から「会社の研修費補助使ってないの?」と言われて初めて知ったんです。
ポイント: 研修費補助(けんしゅうひほじょ)とは、スキルアップに使った費用を会社が負担してくれる制度です。年間2〜5万円まで補助している会社が多いです。
補助対象になりやすいものをまとめました。
- TOEIC・英検などの語学検定の受験料
- Excel・Word・簿記などの資格の受験料
- 業務に関連するオンライン講座(Udemy など)
- 書籍代(会社によって月1,000〜3,000円補助)
- 外部セミナー・勉強会の参加費
私が使い始めてから、英語スクールと簿記3級の受験料を合わせて年間4万円ほど補助してもらえました。
「業務に関係しそう」な勉強なら、まず総務や人事(じんじ。社員の制度を管理する部署)に相談してみてください。
社外の自己啓発(じこけいはつ)支援制度も忘れずに
会社によっては、業務と直接関係なくても「自己啓発費用」として補助が出ることがあります。
料理教室やプログラミングスクールが対象になった例も聞きます。就業規則の「自己啓発」の項目を一度読んでみてください。
④慶弔見舞金|もらい忘れてる人が一番多い制度
慶弔見舞金(けいちょうみまいきん)とは、結婚・出産・身内の不幸などの時に会社から支給されるお金のことです。
これ、申請しないともらえません。
しかも申請期限(しめきり)がある会社がほとんどです。
私の場合: 祖母が亡くなった時、悲しみで頭がいっぱいで申請を忘れました。気づいた時には期限の1ヶ月を過ぎていて、1万円をもらい損ないました。
支給される主なケースを整理します。
- 結婚(祝い金として2〜5万円が多い)
- 出産(1〜3万円が多い)
- 本人・家族の入院(日額補助の会社もある)
- 身内の不幸(忌引き+弔慰金(ちょういきん)1〜3万円)
- 災害・火災(5〜10万円の会社もある)
ライフイベントがあったら、感情が落ち着く前に「会社に申請できることはないか」と総務に確認するクセをつけると、損しにくくなります。
詳しくは手取り22万円 貯金できない 税制改正 2026年についての記事でも、制度の見落としについて解説しています。
⑤カフェテリアプラン|使わなかった分は消えます
カフェテリアプランとは、会社からポイントが毎年付与されて、好きな福利厚生メニューに使える仕組みのことです。
カフェのメニューを選ぶように、自分に合った制度を選べるのでこの名前がついています。
重要: 使わなかったポイントは年度末に消滅します。知らないと毎年丸ごと損します。
使えるメニューの例を挙げます。
- フィットネスクラブの会費補助
- 旅行・宿泊費の補助
- 育児・介護サービスの費用補助
- 人間ドック費用
- 語学・資格スクールの費用
- 食事補助(外食・宅配サービス)
私の元職場では年間3万円分のポイントが付与されていましたが、入社3年目まで使い方を知らなかったです。
社内イントラ(社内専用のウェブサービス)にログインして「福利厚生」や「ベネフィット(英語で「特典」のこと)」という項目を探してみてください。
外部サービス(ベネフィット・ステーション等)と連携してる場合も
ベネフィット・ステーションなど外部の福利厚生サービスと契約している会社も多いです。
映画チケットが半額になったり、テーマパークの割引が使えたりします。
IDとパスワードをもらっているのに、一度も使っていない人が驚くほど多いです。
⑥社宅・住宅手当|引っ越し前に必ず確認すること
住宅手当(じゅうたくてあて)は、家賃の一部を会社が補助してくれる制度です。
社宅(しゃたく)は、会社が用意した住居を安く借りられる仕組みです。
これ、知らずに高い家賃を全額自己負担している人がとても多いです。
- 住宅手当:月5,000〜30,000円の補助が多い
- 社宅:相場の5〜7割の家賃で住める場合がある
- 転勤の引っ越し費用:全額または一部会社負担のケースも
- 家賃補助の上限額:会社によって大きく異なる
注意点は、「持ち家(マンション購入など)は対象外」の会社が多いこと。
これから引っ越しや住宅購入を考えている方は、先に就業規則と人事に確認することをおすすめします。
詳しくは30代貯金1000万円 目標 年収別戦略についての記事でも、住居費の最適化について触れています。
⑦育児・介護関連の補助|使わないと「ないのと同じ」

書類を確認するのは面倒に感じますが、こういう制度こそ事前に把握しておくと大きな差が出ます。
育児・介護の制度は「法律で定められているもの」と「会社独自の上乗せ」の2種類があります。
ポイント: 法律の最低ラインより手厚い制度を持つ会社は多いです。でも「申請しないともらえない」ものがほとんどです。
確認してほしい項目を挙げます。
- 育児休業中の給与補填(ほてん。差額を会社が補う制度)
- 保育園・学童保育の費用補助
- ベビーシッター費用補助
- 介護休暇中の賃金補助
- 介護サービスの費用補助
30〜40代は、育児と介護が同時に来る「ダブルケア」世代です。
今使わなくても、制度の存在を知っておくだけで、いざという時に動けるスピードが全然違います。
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年8万円の内訳|私が試算してみた
「年8万円って大げさでは?」と思う方もいるかもしれません。
でも私の場合、実際に計算するとこうなりました。
- 通勤手当の差額:年9,600円(月800円×12)
- 健診オプション補助(見落とし):年3,000円
- 研修費補助:年40,000円
- カフェテリアポイント(3年分消滅):概算年10,000円
- 慶弔見舞金(祖母の時の見落とし):10,000円
- 住宅手当(知らなかった上乗せ分):年12,000円
合計: これだけで年間84,600円。私が実際に損していた(または損しそうになった)金額です。
もちろん、会社によって制度の内容は全然違います。
でも「確認する前から諦める」のが一番もったいないです。
まず今日やること|3ステップで終わります
難しく考えなくて大丈夫です。
今日できることは3つだけです。
- ステップ1:就業規則の「福利厚生」の章を開く(社内イントラかPDF)
- ステップ2:総務か人事に「申請できる制度の一覧はありますか?」と聞く
- ステップ3:今年まだ申請していないものをリストアップして、1週間以内に申請する
「聞くのが恥ずかしい」という気持ち、私もありました。
でも正直に言うと、総務の人は「使ってくれた方がうれしい」と言っていました。
制度は使う人にだけ働きます。
給料日に手取りを確認するのと同じくらいの感覚で、年1回は福利厚生も「棚卸し(たなおろし。一度全部確認すること)」してみてください。
最後まで読んでくれてありがとう 🌸
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Q.会社の福利厚生 どこで確認できる?▼
就業規則(社内イントラに掲載されていることが多いです)か、総務・人事部門に直接聞くのが最も確実です。「申請できる制度の一覧をもらえますか?」と聞くだけでOKです。聞くことで損することはないので、まず確認することをおすすめします。
Q.福利厚生 申請しないと損する 本当?▼
本当です。慶弔見舞金・研修費補助・健診オプション補助など、多くの制度は「自分で申請」しないと支給されません。給付を受ける権利があっても、申請期限を過ぎると消滅するケースもあります。定期的に確認する習慣をつけることが大切です。
Q.カフェテリアプランとは何ですか?使い方は?▼
会社から毎年ポイントが付与され、好きな福利厚生メニュー(フィットネス・旅行・資格スクールなど)に使える制度です。ポイントは年度末に消滅することが多いため、早めに使い切ることが大切です。社内イントラの「福利厚生」ページから確認・申請できる場合がほとんどです。
Q.住宅手当をもらうには何をすればいい?▼
会社の就業規則か人事部門に「住宅手当の支給要件」を確認しましょう。賃貸物件の賃貸借契約書(家賃が分かる書類)を提出するだけで申請できる会社が多いです。ただし持ち家・社宅・親の家などは対象外になるケースが多い点に注意が必要です。
Q.研修費・資格取得費用 会社に出してもらうには?▼
まず就業規則の「自己啓発支援」や「研修費補助」の項目を確認し、対象となるか確認します。次に「業務にどう関連するか」を一言添えて人事か上司に相談すると承認されやすいです。領収書を保管しておくことが必須です。年間2〜5万円まで補助している会社が多いですが、金額は会社によって異なります。