投資で損した人が見落とした視点|元本割れは悪くない

📅 公開: 2026/6/8⏱ 読了 約9📝 4,372
投資で損した人が見落とした視点|元本割れは悪くない

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「投資で3万円を溶かした」私の話

結衣のプロフィール写真

↑ 副業・投資を始めた頃の私。正直かなり不安でした。

投資を始めて3ヶ月目、私は3万円の損失を出しました。

当時29歳。残業続きのOL生活で、体を壊す前に少しでも副収入を作ろうと始めた投資でした。

「やっぱり私には無理だったんだ」と本当に落ち込みました。

私の場合: 損失を出した瞬間、「投資=怖い・私には向いていない」と決めつけそうになりました。でも、そこで踏みとどまったことが今につながっています。

今振り返ると、あの3万円の損失は「授業料」だったと感じています。

この記事では、投資で損した経験がある人、または損が怖くて一歩踏み出せない人に向けて、私の体験を交えながら「損失の見方」を一緒に考えてみます。

  • 損失を出した後に私がやったこと
  • 元本割れがもたらす「意外なメリット」
  • 損から学んで資産を増やすための考え方
  • リスクと向き合う具体的な方法

※ 投資にはリスクが伴います。この記事はあくまで私個人の体験談です。成果には個人差があります。

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「投資で損した」人が見落としていること

損失を出した人の多くが、こう考えます。

「投資はギャンブルだった」「騙された」「もうやめよう」。

でも、正直に言うと、損失を出したこと自体は失敗ではありません

問題は「なぜ損したか」を分析せずに終わることです。

ポイント: 損失は「情報」です。何がまずかったかを教えてくれるシグナルです。

私が3万円を失ったとき、原因を紙に書き出しました。

  • 値上がりしている銘柄(株のこと)に飛びついた
  • 「なんとなく良さそう」で買ってしまった
  • 損切り(損失が出た時点で売ること)のタイミングを決めていなかった
  • 全体の投資金額に対して一つに使いすぎた

書き出してみると、「これ全部、事前に防げたな」と気づきました。

損失は「授業料を払って得た教訓」。そう考えるだけで、次の行動が変わります。

損した金額より「何を学んだか」が重要

3万円を失うのは痛いです。でも、その3万円で何を学んだかによって、話は全く変わります。

私の場合、あの損失のおかげで「分散投資(お金を複数に分けて投資すること)」の大切さを身体で理解できました。

それ以降、同じミスは一度もしていません。

元本割れは「本当に悪いこと」だけなのか

元本割れとは、投資したお金が減った状態のことです。

例えば10万円を投資して、8万円になってしまった状態が「元本割れ」です。

怖いですよね。私も最初はとにかく元本割れが怖くて、なかなか踏み出せませんでした。

実は私も最初は: 元本割れが絶対に起きない「預金(銀行に預けること)」だけが正解だと思っていました。でも銀行の利息(金利)は今や0.001%程度。100万円預けても1年で10円です。

元本割れには確かにリスクがあります。でも、元本割れを恐れすぎることにもリスクがあるのです。

  • 物価が上がる(インフレ)と、預金の実質的な価値が下がる
  • 銀行の金利は投資のリターン(利益)に比べて非常に低い
  • 「安全すぎる選択」は長期的に見ると資産が増えにくい

投資のリスクと、「何もしないリスク」。両方を天秤にかけることが大切です。

短期の損が長期で回復するケースも

投資の世界では「時間」が強力な武器になります。

例えば積立投資(毎月一定額を投資し続ける方法)の場合、価格が下がっている時期に多く買えるため、長期的に見ると平均購入コストが下がりやすくなります。

これを「ドル・コスト平均法(価格が上下しても一定額を買い続けることで、購入コストを平均化する方法)」と言います。

※ ただし、全ての投資で必ず回復するとは限りません。投資は自己責任で行うものです。

詳しくは投資が怖かった私が変わった瞬間の記事でも書いています。ぜひ参考にしてみてください。

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損失から立て直すために私がやった3つのこと

右肩上がりのグラフが映るノートPCのある在宅デスク

↑ 損失を経験した後、少しずつ資産が積み上がっていく様子を見るのが励みになりました。

3万円を失った私が、そこから立て直すためにやったことを正直に書きます。

① 損失の原因を「冷静に」書き出した

感情的になっているときは、何も分析できません。

1週間ほど投資から離れ、気持ちが落ち着いてから紙に書き出しました。

  • どんな商品(株・投資信託など)を買ったか
  • なぜその商品を選んだか
  • いつ買って、いつ売ったか
  • 次回どうすれば防げたか

書き出すことで「感情の話」が「事実の話」になります。

② 投資額を「失っても学びになる額」に下げた

3万円が消えた後、私は月3,000円の積立投資(毎月一定額を積み立てる方法)から再スタートしました。

「失っても痛くない額」からやり直す。これが精神的に一番楽でした。

小さく始めることは「負け」ではありません。自分のリスク許容度(どこまでの損失なら耐えられるか)を確認する大事なプロセスです。

③ 「一つの商品」に集中するのをやめた

最初の損失は、一つの銘柄(投資する対象のこと)に集中しすぎたことが原因でした。

その後は、投資信託(プロが複数の株・債券などを組み合わせて運用する商品のこと)を中心にして、自動的に分散できる仕組みを使うようにしました。

ロボアドバイザー(AIが自動で資産を分散・運用してくれるサービスのこと)も試しました。詳しくはロボアドバイザー比較の記事で正直レビューを書いています。

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「損が怖い」から脱出するための考え方

投資が怖い一番の理由は「損したらどうしよう」という漠然とした不安です。

でも正直に言うと、この不安は「損のリアルなイメージがないこと」から来ています

「3万円を失ったらどうなるか」を具体的に想像してみてください。

結論: 3万円を失っても、生活は続きます。でも3万円から学べば、次の30万円・300万円を守る力になります。

怖いのは損失そのものではなく、「損失から何も学ばないこと」です。

リスク許容度を数字で決める

自分がどこまでの損失に耐えられるかを、事前に数字で決めておくことが大切です。

  • 投資に回すお金は生活費の何ヶ月分まで?
  • 何%下がったら売ると決めておくか?(損切りラインの設定)
  • 投資が全部なくなっても生活できる余剰資金か?

この3つを事前に考えておくだけで、損失が出たときの行動が変わります。

私の場合、「投資に回すのは毎月の手取りの10%以内」と決めています。(あくまで私個人のルールです)

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損失経験者が次にやるべき「小さな一歩」

通帳とコインのある積立投資のイメージ

↑ コツコツ積み立てることで、少しずつ資産の形が見えてきます。

損失を経験した後、「次どうするか」が最も大事です。

私がおすすめするのは、積立投資を小さな金額から再スタートすることです。

  • 月1,000円〜3,000円の少額から始める
  • 投資信託やNISA(少額投資非課税制度:投資の利益が一定額まで税金がかからない制度)を活用する
  • 毎月自動で積み立てる仕組みを作る
  • 半年〜1年は「見るだけ」で売らない

NISA(ニーサ)については、投資の利益が非課税になる国の制度のことです。損失からの立て直しに使いやすい仕組みのひとつです。

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REITという選択肢も

REIT(リート:不動産投資信託のこと。不動産をみんなで少額から投資できる仕組み)も、私が損失後に少額から試した方法のひとつです。

不動産を直接買わなくても、間接的に不動産投資ができるのが特徴です。

詳しい選び方はREITの選び方・失敗から学んだ入門記事でまとめています。

投資の損失を「人生の損失」にしない方法

投資で損したことが、人生の失敗になるかどうかは、その後の行動で決まります。

私はあの3万円の損失の後、こんな変化がありました。

  • 投資の仕組みを本気で学ぶようになった
  • リスクについて具体的に考えられるようになった
  • 「怖い」という感情だけで判断しなくなった
  • 分散投資の大切さを体で理解できた

私の場合: あの3万円がなければ、今も「投資=ギャンブル」と思ったまま、銀行にお金を眠らせていたかもしれません。

損失を経験したことで、「お金と向き合う力」が身についたと感じています。

損失は「経験値」に変換できる

ゲームで言えば、ボスに負けて初めて「次はこう戦おう」と学べる感覚です。

投資の損失も同じで、一度も負けずに学べることには限界があります

大事なのは「負けを最小化する仕組み」を作ること。そして「負けから必ず何かを得る習慣」を持つことです。

まとめ|損した人こそ、次が変わる

投資で損することは、確かに痛いです。

でも、その痛みを「情報」として活かせるかどうかで、その先の資産形成が大きく変わります。

  • 損失の原因を冷静に分析する
  • 少額から再スタートする
  • 分散投資の仕組みを使う
  • 「失っても大丈夫な額」だけを投資に回す
  • 長期・積立・分散を軸にする

私自身、3万円の損失がなければ今の資産形成の考え方は身についていませんでした。

※ 投資はリスクを伴います。この記事の内容は私個人の体験・考え方であり、投資の成果を保証するものではありません。必ず自己責任でご判断ください。

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❓ よくある質問

Q.投資で損したらどうすればいいですか?
A.

まず1〜2週間ほど投資から離れて気持ちを落ち着かせることをおすすめします。その後、冷静に「なぜ損したか」を書き出してみましょう。感情的なままで次の行動をすると、同じミスを繰り返しやすくなります。損失の原因を分析することが、次の投資の判断力につながります。投資にはリスクが伴うため、自己責任で判断することが大切です。

Q.元本割れした投資信託はすぐに売った方がいいですか?
A.

一概にすぐ売るべきとは言えません。積立投資の場合、価格が下がっている時期に多く買えるため、長期的には平均購入コストが下がる効果(ドル・コスト平均法)が期待できることもあります。ただし、投資の目的・期間・リスク許容度によって判断は変わります。焦って売却する前に、なぜ下がっているかを確認することをおすすめします。投資は自己責任です。

Q.投資の失敗を繰り返さないためにできることは何ですか?
A.

大切なのは「分散投資」「少額から始める」「損切りラインを事前に決める」の3つです。一つの銘柄や商品に集中しすぎず、投資信託などを使って自動的に分散する仕組みを活用することが有効です。また、生活費には絶対に手をつけない「余剰資金だけを投資に回す」ルールを決めることも、精神的な安定につながります。

Q.投資が怖くて始められない場合はどうすればいいですか?
A.

まず「失っても大丈夫な金額」から始めることをおすすめします。月1,000円〜3,000円の積立投資でも、投資の仕組みや自分のメンタルの反応を学ぶことができます。いきなり大きな金額を動かす必要はありません。小さな体験から始めて、自分のリスク許容度(どこまでの損失に耐えられるか)を少しずつ確認していきましょう。

Q.NISAを使えば損しないですか?
A.

NISAは投資の利益が一定額まで非課税になる制度ですが、損失が出ないことを保証するものではありません。投資する商品の価格が下がれば、NISAでも元本割れは起こります。ただし、利益が出た場合に税金がかからない分、通常の口座よりも有利な条件で運用できます。NISA制度を正しく理解した上で、自己責任で活用することが大切です。

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